あなたは最近、膝に痛みや違和感を覚え始めています。
そんな時に、買い物のためによったドラックストアで、
あるものが目に止まります。
”サポーター”です。
「私もこれを付けたら楽になるのかしら。」
こんな思いを持ちながらどうしたものか悩んでいます。
結論からお伝えすると、状態に合わせてサポーターを
使用することは有効になります。
ただし、使用する上でのデメリットも把握しながら
使用をしていかないと、
過度に期待しすぎてしまったり、
他への影響も出てきてしまいますので、
今回の内容を参考にして上手く活用してもらえたらと思います。
▼サポーターのメリット
では、まずサポーターのメリットを
お伝えしていきたいと思います。
①保温効果
②安定効果
③触圧覚刺激効果
大きくはこの3つになります。
①保温効果
痛みが強い時は、血流が滞ってしまうと、より痛みを感じやすくなります。
その際は、サポーターで保温して膝を冷やさない事が大切になります。
②安定効果
これが一番イメージがつきやすいと思うのですが、
サポーターを使用する事で、膝を固定する事で、
膝関節へかかる負荷を減らす事に繋がります。
痛みがあって力が発揮できない時や、
筋力が低下していて膝への負担が強い時に
サポーターは強い味方になります。
③触圧覚刺激効果
触圧覚とは、皮膚へ触れたり、
圧がかかることによる刺激への感覚のことを指します。
サポーターをしていると、触圧覚刺激が加わることで、
痛覚の反応を遅らせる効果が期待できることがあります。
ただ強すぎる加圧は、膝周囲のうっ血に繋がってしまうので、
きつくない程度にサポーターを装着する事が大切です。
▼サポーターのデメリット
続いて、デメリットをお伝えしていきます。
①他の関節への負担が増える
②筋力が低下する
大きくはこの二つになります。
①他の関節への負担が増える
サポーターによって、膝の動きを固定する事で、
他の関節が動きを代償していく必要が出てきます。
例えば、しゃがみ込みの動作であれば、
膝が曲がらない分、足首や股関節、体幹の動きを過度にしてやる必要が出てきます。
そのため、ずっと膝を固定してしまっている事で、
他の関節が悲鳴を上げてしまうことも考えられます。
②筋力が低下する
サポーターによる支えに頼ってしまうと、筋力がついていないのに、痛みが少なく動けるような気がしてしまいます。
しかし、筋力が低下してきてしまうと、サポーターを外した時に、より痛みが強くなってしまう事があります。
そのため、サポーターは運動中などに限定して、
ベースの筋力を付けていくということは実践していく必要があります。
以上がサポーターのデメリットになります。
このように、サポーターはメリット、デメリットがあるので、
その特性を理解した上で使用していってもらえたらと思います。
サポーターにも種類があるので、
使い方やどんな種類が良いか悩んでいる方は、専門的な知識がある人に確認してから着用してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。