あなたは、背骨が丸くなって前屈みで歩いている方を
見かけたことはありませんか?
明らかに背骨の歪みや変形がある様子が見受けられると思います。
その様子をみてどのように感じるでしょうか。
大変そうだな。
などと労いの想いが湧くかもしれませんが、
今回は、腰への負担をイメージしてみてください。
イメージしてみると、
腰に負担がかかっているように思いませんか?
そして、
この内容を読んでくれている方は、脊柱管狭窄症に悩まれている方が
ほとんどだと思うので、
脊柱管狭窄症という観点で考えると、
脊柱管の中を通る神経にも負担がかかっているのではないかと
考えると思います。
では、このような背中が悪くなっている円背の人は全員、
脊柱管狭窄症の症状を持っているのでしょうか。
答えは”No”です。
背骨が変形していても全員が狭窄症になるわけではありません。
では、何が違うのか。
実は、脊柱管狭窄症になりやすい人には特徴があります。
この特徴に当てはまる人は、
あなたは生活を見直すことをお勧めします。
体に負担が蓄積している可能性が高いからです。
この特徴を知ることで、
あなたは、
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普段から生活を見直すことが出来、
狭窄症になるリスクや、
狭窄症になったとしても負担の軽減に繋げることが出来ます。
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では早速、特徴をお伝えしていきます。
▼脊柱管狭窄症になりやすい人の特徴
①骨盤、股関節の可動性が低い
②水分摂取が少ない
③睡眠時間が短い
この3つになります。
①骨盤、股関節の可動性が低い
骨盤や股関節の動きが硬いと、動かない分を、
動きが出る部位でカバーしようとする戦略を体はとります。
最初はそれでカバー出来ていても、
動きが出る部位は徐々に負担が重なっていくと、
ストレスが強くなります。
それが脊柱管周囲で起こると、
神経にも負担がかかり症状の引き金になることがあります。
②水分摂取が少ない
脊柱管は脳脊髄液という髄液の中に神経が通っています。
脊柱管狭窄症の場合は、この中の神経に炎症が起きています。
イメージしてみて欲しいのですが、
この髄液の流れが水が少なくて詰まっていたらどうでしょうか。
正常に神経に栄養や血液循環を送ることができると思いますか?
難しそうですよね。
だからこそ、まずは水分をしっかり摂り、髄液の流れを良くして、
神経への負担を減らすことが大切になります。
③睡眠時間が少ない
睡眠時間が少ないことによる弊害は多々あると思いますが、
ここでは椎間板への影響を伝えていきます。
簡単に説明すると、
睡眠時間が少ないと、椎間板への水分含有量が不十分になってしまいます。
そして、椎間板は脊柱の骨と骨の間にあるクッションになるので、
この椎間板がクッションとしての機能が果たせなくなってくると、
脊柱、脊柱管にも負担がかかることに繋がります。
以上が脊柱管狭窄症になりやすい人の特徴になります。
自分が当てはまっていないか確認してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。