【眼精疲労と食事の関係】
今回の記事では、
「眼精疲労と食事の関係」について、
お伝えしていきます。
眼精疲労で悩まれている方からすると、
『眼精疲労と食事って何の関係があるの?』
そう思われるかもしれません。
他の記事にもあるように、
眼精疲労の原因には、
座り方、モニターの明るさ、
座る時間、などいろんな要素が
あるのですが、
その原因の一つに、
食事の影響があります。
ポイントは、「循環不良になる食事」
眼精疲労の多くは、目の使いすぎ
目を動かす筋肉の負担で、
循環が悪くなり、症状を引き起こしている場合が
多いのですが、
その局所的な負担があったとしても、
眼精疲労になる人とならない人が
いるのはお分かりいただけるかと思います。
同じように、デスクワークを8時間している人でも
全員が眼精疲労である訳ではないですよね。
循環不良になる食事①精製糖の過剰摂取
まず第一に多いのは、
「精製糖の過剰摂取」です。
多い例で言うと
・スイーツ
・アイス
・菓子パン
などです。
よく、
「疲れた時は、糖分摂取だ」
といわれます。
確かに、エネルギーを作る
手っ取り早い方法としては、
糖を摂取することですが、
この糖を使ったエネルギー産生の
デメリットは、
持続性がないということです。
つまり、甘いものや糖から抜け出せない
状態が続いてしまいます。
『甘いものや糖が多いとどうなるの?』
と思われるかもしれません。
糖が過剰になると、
血管の壁にこびりつき、
糖化現象と呼ばれる錆びつき現象が
起きてしまいます。
この血管の錆びつきが起きると、
当然ですが、血流が悪くなる。
血流が悪くなると、眼精疲労が起きやすい身体の土台が出来上がってしまいます。
循環不良になる食事②水分ではなく、純粋な水が少ない
よくありがちなのが、
「コーヒーやお茶は飲むけど、純粋な水はとっていない」
というケースです。
では、純粋な水とそれ以外の飲料は何が違うのか?
それは、
「利尿作用(排泄作用)があるか」
です。
trust bodyでは、
水+αの成分が含まれているものを、「水分」
純粋な水のことを「水」と
定義しています。
「水分」では、
この+αの成分を分解する際に、含まれている水を利用して、
分解していきます。
(これを加水分解と言います)
そのため、飲料によって程度の違いはあれど、
成分分解のために水が使われ、使われた分の水が
体外へ排泄されてしまうのです。
特に、コーヒーや緑茶、お酒は、
感覚的にも分かると思いますが、
利尿作用も大きくなってしまいます。
そうすると、体内の水分量の割合が減ってきてしまいます。
人体でも、筋肉は質量の80%近くが水でできていますので、
体内水分量が減ってきてしまうと、
例えるなら、
「乾燥してパサパサになったお肉」
のような状態になってしまいます。
このような状態が、常態化してしまうと、
もちろんですが、眼精疲労になりやすい状態になってしまいます。
いかがでしたでしょうか?
本日は、2つの食事的要因についてお伝えしていきましたが、
まだまだ色んな食事の要因があります。
もし、自分の原因について気になる方は、
ぜひ当院にご相談ください。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。