頸椎椎間板ヘルニアは、50代以上に良くみられますが、
現代人は、昔に比べ、パソコンやスマートフォンを利用する機会が格段に増えています。
そのため、姿勢の崩れ、ストレートネックなどが生じてしまい、
放置してしまっていることで、若い世代でも頸椎椎間板ヘルニアになる方が増えてきています。
人は、何か動きをする時に、頸椎が連動して動いてきます。
寝返りをする時、話しかけて振り向く時など、
日常で起こっている当たり前に行っている動作は、
実は頸椎の動きが先導して起こっている事が多いです。
そんな大切な頸椎椎間板にヘルニアが出てしまったらどうでしょうか。
そうなんです。
日常のどの場面でも痛みや痺れに悩むことになるのです。
そんな生活は辛いですよね。
それとも、今の話を聞いても、
あなたはひたすらパソコンやスマホを見続ける生活を送りますか?
どちらにしても、頸椎椎間板ヘルニアに対しては早くから対応出来るに
越したことはありません。
まずは、以下の症状がある人は、頸椎椎間板ヘルニアの可能性があるので、
当てはまるか確認してみてください。
<頸椎椎間板ヘルニアの前兆症状>
・常に肩が想い
・以前より肩こりが辛くなっている
・首の後ろに張りを感じており、痛みが生じることもある
・手や腕に痺れを感じる
・朝起きた時に、首が動かなくなる事がある
・上を見る時や振り返りで腕に痺れがある
・立ち上がる時にふらつきがある
以上のような症状がある場合、
あなたには、頸椎椎間板ヘルニアの疑いがあります。
そのため、
上記の項目に当てはまる事がある際には、
一度、ご自身の生活を見直してみると良いと思います。
基本的に、痛みや痺れがある動作を繰り返していると、
炎症が長引き、痛みの改善が遅れてしまいます。
そのため、生活動作の中では、痛みや痺れが起きる動作は
極力減らす努力が必要になります。
そうは言っても、
仕事や家事の動作でどうしても使わないといけないことも多いのも事実です。
だからこそ、普段の生活の中で、
負担を減らす努力もして欲しいと思っています。
では、どんなことをすれば良いのか。
これを次にお話ししていきます。
▼なぜ首に負担がかかる?
首に負担がかかる可能性は様々になるのですが、
今回は二つのケアをお伝えしたいと思います。
①胸周りのケア
ストレートネックのような症状であると、首を見がちですが、
実は、その下の土台である胸椎レベルが硬くなっている人が大半です。
肩が上がっている人、肩がすく待っている人、猫背の人、姿勢が悪いと言われる人、
このような方は、胸椎が崩れています。
そのため、胸を広げるようなストレッチであったり、
肩甲骨を背骨に寄せるような動きをして胸周りのケアをしてもらえたらと思います。
②目のケア
目の動きを司る筋肉や神経、血管や首の上と関係性が深くなっています。
そのため、目を酷使してしまうと、首の動きが阻害されてしまい、
椎間板への負担がかかります。
だからこそ、目に疲れを感じたら、目の周囲をマッサージしたり、
温めたりして血流を良くしてあげるようなケアがおすすめです。
ぜひ上記の2点を日々の生活で意識してもらえたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。