頚椎椎間板ヘルニアは、頚椎の間にある椎間板が、
加齢による変性の影響や、長時間のスマホやパソコン作業により、
頚椎の歪みが生じてしまうことで発症します。
最初は肩こりや首の痛みから始まり、
症状が強くなると、腕の痛みや痺れ、握力の低下なども見受けられます。
手は日常のあらゆる場面で使用する頻度が多いですし、
首の動きが阻害されてしまうことも、
日常生活の質を大きく落とすことに繋がります。
そうならないためにも、今回は頚椎の歪みを整えていく
ストレッチをお伝えしていきたいと思います。
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・最近、首や肩周りの張りが強くなっている気がする
・周りから姿勢が悪いと言われることが増えた
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このような方は、ぜひこれを読んだ今日からお伝えするストレッチを
実践してもらえたらと思います。
▼姿勢のチェック
長時間のスマホやパソコン作業であると、
よくストレートネックといわれると思いますが、
自分がストレートネックなのかどうか、気になっていませんか?
レントゲンを撮れば、一目瞭然ですが、
簡単に評価できる方法があります。
まずはセルフでやってみて、自分の現状を知っていきましょう。
やり方ですが、
①壁を後ろにして直立する。
②踵を壁につけて自然に前を向いて立つ。
やり方はこれだけです。
そして、この姿勢をとった際に、
あなたの肩の位置と頭の位置の関係性はどうでしょうか。
良い姿勢であれば、耳、肩、股関節、踵のラインが一直線となります。
しかし、ストレートネックの方は、肩の位置に対して
耳のラインは前に出ています。
肩は壁に付くのに、頭はつかないよ。
という方は、首の歪みが強くなっているので、歪みを整えていきましょう。
▼頚椎椎間板ヘルニアの予防ストレッチ
では、ストレッチをお伝えしていきます。
準備するものは何もありません。自分の身一つでできます。
どんなストレッチかというと、
顎を押すストレッチになります。
以下がそのやり方です。
①背筋を伸ばし、顎を引く
②顎に手を置き、背側側に押し込む
③首の後ろが伸びていることを感じながら、
固くなっている箇所は解していく
以上がやり方になります。
とっても簡単です。
これであれば、仕事や家事の隙間時間で行う事が出来ます。
忙しい方こそ、負担がかかりやすいため、
例えば、1時間に1回はこのストレッチを行うなどと、
決めて取り入れてみることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。