【これだけは必ず!オスグッドのセルフケア】
今回は、
これだけはぜひやっていただきたい!という
オスグッドの子のセルフケアについて
お伝えしていきます。
・オスグッドになりやすい子の特徴
・オスグッドの子が絶対にやってはいけないストレッチ
こちらの記事がまだの方は、先にそちらを読んでいただけると
より分かりやすいかと思います。
前回までの記事では、
オスグッドの原因に関して、
ハムストリングスと皮膚の癒着が
鍵になることをお伝えしていきました。
そのため、今回は、
お子さん自身でもでき、
お父さん、お母さんに協力いただけると
尚、良いセルフケアを共有していきます。
もも裏の皮膚を剥がす
まず、最初に確認していただきたいのは、
お子さんのもも裏の皮膚をつまんだ時に、
皮膚が「ビヨーンと伸びるか」どうかです。
もし、この時点で、
「えっ、つまめなくない?」
と感じたのであれば、
間違いなく、皮膚とハムストリングスが癒着しています。
もし、
「つまめるな!」
と感じた場合は、
もも裏全体の皮膚をつまんでみて、
特につまみにくいところがないかを確認してみてください。
癒着が強ければ強いほど、
つまみにくいですし、
つまもうとした時に、「痛い〜!!」となることが多いです…
つまみにくところを見つけたら、
つまんで、指と指でコロコロする
(スーパーのビニール袋を、指でつまんで、引き離す感じです。)
硬いところ、つまみにくいところを中心に、
何度も何度も繰り返しコロコロしてみてください。
温度と頻度が大事
みなさんもイメージしていただくと分かる通り、
ある程度体温が上がっている時の方が、
癒着は取れやすいです。
そのため、お風呂上がりが最もベストなタイミングと言えます。
そして、もう一つ重要な要素は、
頻度です。
これはストレッチも同じことが言えるのですが、
一度に長時間やるよりも、
短時間でも高頻度でやる方が
効果が高いと言われています。
(実際に、現場的にも、高頻度でできている人の方が改善が早いです)
そのため、
・お父さん、お母さんに協力していただいて、お風呂上がりに皮膚を剥がす。
(人にやってもらうメリットは、硬いところを客観的に、かつ丁寧に剥がせる)
・お子さんにも、学校での休み時間、練習の前など高頻度でやってもらう。
このようにセルフケアがしっかりできている子は、
明らかに改善も早くなってきます。
ちょっとしたことですが、
日々の小さな負担の積み重ねが、痛みに繋がっていますので、
小さな負担を、小さく立て直す。
この考え方を大事に、セルフケアをしていただけると、
今後違う怪我などの予防にも、必ず繋がっていきます。
文章だけでは、分かりづらいと思いますので、
もし、お子さんのオスグッドで悩まれているお父さん、お母さんは、
ぜひ当院に一度ご相談ください。
再発せず、根本的に改善していくための考え方や施術、
セルフケアに至るまで、丁寧にお伝えしていきます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。